バレエと音楽
なんてありきたりなことを
言っているんだと思われるかもしれない
バレエには音楽が付きもの
音楽のないバレエ はないと言える
いやもちろん音のない部分の
動きはあるかもしれないが
基本音に合わせて踊るというのが
バレエである
でもその音の取り方も
正確にきちんと取る人もいれば
遅れてとる人や
はやどりする人さまざまである
もちろんその役が
ソリストやプリンシパルプリマの役であれば
多少とも自分の 好みが 必要となってくる
こういう風に踊りたい
こういう風に音を取りたいという
そういった 希望が表現ということ
はたまたこういう風な 踊りにしたい
ということから取り方が
諸々変わってくる場合がある
正確にとるだけが全てではない
歌の場合も同じように
正確に歌うだけでは だめで
その中にどうした 割符をして
役を作り上げていくか
感情をどのようにして入れていくか
そういったことが歌う場合も
踊りの場合も
とても大事になってくる
特にジャズなどで言えば
アドリブというのも
一つの技術ひとつの魅力となっているから
それはまた大事なものだといえよう
それに比べては比較的バレエへの
そういったアドリブは少ないかもしれないが
特にメインの主役であったりであれば
許される部分もあるんだと思う
それが特に超絶技巧や
人のやらないような
テクニックをやるときに
それが 見えてくる場合が多い

美しいだけが全てではない 白であるとか 好みであるとか それ以外のたくさんの 選ばれる要素があると思う